Tips

Tips11

FLASH版Auto2x2-diaの図形を画像として保存する(Mac)

 FLASHでは描かれた図形をそのままでは画像ファイルとして保存することができません。
 パソコン画面(スクリーン)に映っている映像を、そのまま画像ファイルとして保存してみましょう。
 スクリーンショット(スクリーンキャプチャ)といいます。

FLASH版Auto2x2-diaで図形を描画する

 データエリアに視覚化データを貼り付け、描画ボタンをクリックします。
 確率やφ値を設定します。

スクリーンショット専用のショートカットキーを押す

 Macには、スクリーンショット専用のショートカットキーがあります。
 「Command」+「shift」+「3」を同時に押します。
 MacintoshHDの中に、「スクリーン1」というファイル名で画像ファイル(PICT形式)として保存されます。
 画像処理ソフトで読み込んで、必要部分だけを切り取り、保存すればOKです。

Tips10

FLASH版Auto2x2-diaの図形を画像として保存する(Win)

 FLASHでは描かれた図形をそのままでは画像ファイルとして保存することができません。
 パソコン画面(スクリーン)に映っている映像を、そのまま画像ファイルとして保存してみましょう。
 スクリーンショット(スクリーンキャプチャ)といいます。

FLASH版Auto2x2-diaで図形を描画する

 データエリアに視覚化データを貼り付け、描画ボタンをクリックします。
 確率やφ値を設定します。

キーボードのPrintScreenキーを押す

 Winには、キーボード上にスクリーンショット専用のキーがあります。
 機種によって多少違いがありますが、キーボードの上のほうに「Print Screen」や「PrtSc」「PrntScrn」と書かれたキーがそれです。
 このキーを押すと、スクリーン全体が画像データとして記憶されます。

「ペイント」を立ち上げる

 「ペイント」とは、Windows標準装備の画像ソフトです。
 「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」とたどって、「ペイント」をクリックします。

記憶したスクリーンショットを貼り付ける

 メニューから、「編集(E)」→「貼り付け(V)」を選択します。
 スクリーン全体が貼り付けられます。  

必要な部分を選択する

 選択ツールを選んで、必要な部分を矩形で選択します。
 

選択した部分をコピーする

 メニューから、「編集(E)」→「コピー(C)」を選択します。

新規ファイルを作成する

 メニューから、「ファイル(F)」→「新規(N)」を選択します。
 保存ダイアログが開きますが、「いいえ」をクリックします。  
 ペイント
 無題への変更を保存しますか?
 
はい いいえ キャンセル

記憶した部分を貼り付ける

 メニューから、「編集(E)」→「貼り付け(V)」を選択します。
 キャンバスのサイズが貼り付けた画像サイズより小さい場合は、自動的にサイズが大きくなります。
 キャンバスのサイズが貼り付けた画像サイズが大きい場合は、キャンバスの右下端をドラッグすることで、キャンバスサイズを変更できます。  

名前を付けて保存する

 メニューから、「ファイル(F)」→「名前を付けて保存(A)」を選択します。
 保存先とファイル名を入力します。
 ファイルの種類は、BMP形式かGIF形式がよいでしょう。
 GIF形式のほうがファイルサイズが小さくなります。
 Windows標準装備「ペイント」でなくとも、Photoshopなどの画像処理ソフトを使うこともできます。
 私自身は、起動の速さ、使いやすさ、機能の充実さからPictBear SEを愛用しています。
 特にメニューから開いているウインドウのスクリーンショットが取り込め、加工できる点がとても気に入っています。

Tips9

スクリプトを実行すると警告がでる

 大量のデータを分析しようとすると、警告が出る場合があります。
 度数の検定、特に自動集計検定2×2で多く発生します。
 これは全ての場合をつくして調べているために、度数が1つ増えると級数的に計算量が増えるため、スクリプト実行エンジンが警告メッセージを発していると考えられます。
 継続して処理するようにすれば、時間はかかりますが、きちんと結果が表示されます。
 STARではユーザーの意思によって計算するようなインターフェースになっていますが、悪意があれば、そのページを閲覧しただけで大量の計算をさせるようなスクリプトも書けます。
 ユーザーにその処理の中止ができるようにしておくことは、悪意のあるスクリプトの実行を防ぐ上でも重要なのです。

Internet Explorer の場合

 「いいえ」をクリックして、スクリプトの実行を継続します。
 Microsoft Internet Explorer
 このページのスクリプトが、Internet Explorer の実行速度を遅くしています。 スクリプトを実行し続けると、コンピュータが反応しなくなる可能性があります。
 スクリプトを中断しますか?
 
はい いいえ

FireFox の場合

 「処理を続行」をクリックして、スクリプトの実行を継続します。
 警告: 応答のないスクリプト
 このページのスクリプトは処理中または応答しなくなっています。
 今すぐスクリプトを停止するか、処理が完了するまで待つか選択してください。
 
スクリプトを停止 処理を続行
 FireFoxでは何度もメッセージが表示されることがありますが、懲りずに「処理を続行」をクリックしてください。いずれ結果が表示されます。
 また、ステータスバーが表示されていると、ただいま計算中!(^_^)vが点滅しますので、一応止まってないということは確認できます。

Tips8

直接確率計算1X2を連続計算する

 直接確率計算1X2でいくつかのケースを分析するには、1回ずつ数値を入力して計算を繰り返さなくてはいけません。
 しかし、回数が多くなると面倒なものです。
 また今までは、他の分析ツールと違い、エクセルなどで作成したデータを貼り付けることができませんでした。
 そこで、直接確率計算1X2を連続計算できるように改良しました。

データを入力する

 結果フィールド内にマウスポインタを合わせて、クリックします。
 (結果フィールド内で、カーソルが点滅している状態)
 数値の間を半角スペースで区切って、例のように入力します。

結 果

   

計算結果を出力する

 「計算!」をクリックします。
 結果フィールドに計算結果が出力されます。
 

Excelやエディタのデータを貼り付ける

 Excelやエディタのデータで作成したデータをコピーし、結果フィールドに貼り付け、計算することもできます。
 無題 - メモ帳
 ファイル(F) 編集(E) 書式(O) 表示(V) ヘルプ(H) 
12 3
8 7
10 5
A B C
1 12 3
2 8 7
3 10 5
4
 直接確率計算1X2を連続計算できれば便利だろうなぁという発想は、自動集計検定のアイデアがもとになっています。
 直接確率計算1X2の手軽さを残しつつ、連続データを処理できるようにするためにはどうすればよいか、いろいろと考えました。
 結局、結果フィールドにデータを貼り付ける方法に落ち着きました。
 結果フィールド入力されているのが、データなのか、結果なのかを判断するアルゴリズムはまだ完璧とは言えないので、エラーが表示されるかもしれませんが、ご愛嬌ということで・・・。

Tips7

アンケートを集計する

 評価項目を作成してアンケート調査を行う場合にはデータの収集と集計作業が必要になります。
 そこで、入力されたデータを貼り付けるだけでデータを集計するアンケート集計ユーティリティーを作成しました。
 集計できるデータは、0~9までの一桁の数です。
 1行が1被験者のデータになります。各列は評価項目です。

集計したいデータをコピーする

 Excelやエディタから集計したいデータを選択し、メニューから「編集」→「コピー」を選びます。

データをペーストする

 データフィールド内にマウスポインタを合わせて、クリックします。
 (データフィールド内で、カーソルが点滅している状態)
 メニューから「編集」→「貼り付け」を選びます。

データ

   

集計結果を出力する

 「集計!」をクリックして、データを変換します。
 

結果

 0~9までの数値を各列に集計した結果が出力されます。
 .(コンマ)は欠損値として処理します。(E:として出力します)

結 果

   
 数式を使えばExcelでもできることなのですが、まぁ、こんなこともできるということで・・・。

Tips 6

データを変換し、分布状況を調べる

 分析するデータは正規分布していることが大前提です。
 しかし、L字分布や逆L字分布など偏った分布をしている場合があります。
 そのままでは、正しい分析を行うことができません。
 そこで、データを変換して、変換したデータを分析にかけます。
 データ変換の方法は、下記のようにいくつかありますが、どの方法がいいのかは、やってみないとわかりません。
 数値変換ユーティリティを利用すれば、簡単に変換することができます。
 また、基本統計量ユーティリティを利用すれば、平均値や標準偏差の計算と度数分布表の作成ができます。
 変換したデータが正規分布しているかを調べた後、詳しい分析を行いましょう。
 

Tips 5

分析用データの計算制御コードを自動作成する

 JavaScript-STARの分析用データは、2つの部分からできています。  
=====データタイプや要因名、水準数など(これを計算制御コードと呼ぶ)
As
_Test
_3
_2_3_2
=====被験者のデータ
_12_25
_4_26_7
_19_10
 このデータタイプ、なかなか分かりにくいのが難点です。
 特に、Q&A入力の場合には自動的に計算制御コードを作成してくれますが、表計算ソフトからデータをペーストする場合は、自分で作成しなくてはなりません。
 そこで、Q&A入力のように要因名や水準数・被験者数を入力すると、自動的にサンプルデータを出力するユーティリティを作りました。
 それが、サンプルデータ出力ユーティリティです。
 計算制御コードに続く被験者のデータも * (アスタリスク)で出力されるので、自分で作成したデータとの整合性をチェックすることができます。
 出力されるデータは、タブ区切りになっていますので、コピーして表計算ソフトにペーストすれば、一つずつのセルに収まってくれます。
 * (アスタリスク)部分を実際のデータで置き換えれば、簡単に分析用データができあがるというわけです。
=====データタイプや要因名、水準数など(これを計算制御コードと呼ぶ)
As
_Test
_3
_2_3_2
=====被験者のデータ
_*_*
_*_*_*
_*_*
 ver4から計算制御コードだけをデータフィールド内に出力する機能が追加されましたので、うまく使い分けるとよいでしょう。

Tips 4

半角スペースの連続をタブ区切りに変換する方法

 SASを使って因子分析を行い、因子得点を分散分析に持ち込もうとしたときのことです。
 分散分析は使い慣れているJavaScript-STARで行いたいので、出力データをSTAR用に変換しようとしたのですが、SASで出力されるデータは半角スペースの連続で桁揃えしてあるため、やたらと面倒な操作をしなくてはならないことに気がつきました。
 エディタなどの検索・置換も使えないことはないのですが、半角スペースの連続数が一様でないため、無駄な操作が多くなってしまうです。
 そこで、半角スペースがいくつ連続していても、1つのタブで区切られるように簡単にデータを変換できないかなあと思い立ち、タブ・スペース変換ユーティリティを作成することにしました。
 なぜ、タブ区切りにするのかって?
 それは、タブ区切りデータは表計算ソフトに貼りつけると、1つずつセルにデータが収まってくれるからです。

変換したいデータをコピーする

 エディタなどで、変換したいデータを選択し、メニューから「編集」→「コピー」を選びます。

データを貼り付ける

 データフィールド内にマウスポインタを合わせて、クリックします。
 (結果フィールド内で、カーソルが点滅している状態)
 メニューから「編集」→「貼り付け」を選びます。

変換結果を出力する

 「変換!」をクリックして、データを変換します。

変換したデータをコピーする

  データフィールド内にマウスポインタを合わせて、クリックします。
 (結果フィールド内で、カーソルが点滅している状態)
  「編集」メニューから、「全てを選択」を選択します。
  「編集」メニューから、「コピー」を選択します。

データをペーストする

 表計算ソフトを立ち上げます  メニューから「編集」→「ペースト」を選びます。
 表計算ソフトに貼りつけられたデータは、移動したり、形式を選択して貼りつけで行と列を変換することなど、エディタより自由に加工できると思いませんか?
 また、JavaScript-STARで出力された結果データも同じように変換すると表計算ソフトに簡単に貼りつけられるようになります。(出力される結果データは、半角スペースとタブを組み合わせて位置合わせをしています)
 表計算ソフトなら、「位置合わせ」「小数点の桁合わせ」などを簡単に行うことができるので、論文に貼りつける表があっという間に完成です。(^_^)v

Tips 3

計算結果を保存・印刷する方法

 JavaScript-STARでは、計算結果の保存機能はありません。
 これは、JavaScriptがセキュリティー上の問題から、ファイルを保存ことができないような仕様になっているためです。
 また、テキストエリアに書かれているテキストは表示されている部分しか印刷してくれないので、計算結果がテキストエリアの範囲より長くなった場合、ブラウザーから印刷すると途中で欠けてしまったりします。
 これは、テキストエリアは、内容を表示するためのものであって、その内容を印刷することが目的ではないためだと思います。
 ですから、テキストエリアに出力された計算結果を保存したり印刷したりするには、ちょっとした操作が必要になります。
 User登録された方々から印刷・保存に関する問い合わせメールを数件いただいたので、その方法について解説をのせることにしました。

計算結果を出力する

 「計算!」をクリックして、結果を計算する。

計算結果の選択

 結果フィールド内にマウスポインタを合わせて、クリックします。
 (結果フィールド内で、カーソルが点滅している状態)
 「編集」メニューから、「全てを選択」を選択します。
 結果フィールドが選択状態になります。

計算結果のコピー

 メニューから「編集」→「コピー」を選びます。

計算結果のペースト

 コピーしたデータをエディタやワープロにペーストします。
 メモ帳を立ち上げます。
 メニューから「編集」→「ペースト」を選びます。

計算結果の整形

 エディタやワープロ上で形を整えてます。

計算結果の保存・印刷

 メニューから「ファイル」→「保存」を選びます。
 メニューから「ファイル」→「印刷」を選べば、印刷できます。
 エディタはどんなソフトを使ってもかまいません。
 ちなみに私は、MacintoshではJedit、Windowsでは秀丸エディタTeraPadを愛用しています。

Tips 2

表計算ソフトからデータを簡単に入力する方法

 Mac,WindowsなどのOSの良さは、いくつかのソフトウエアを同時に立ち上げて、切り替えながらデータをコピー&ペーストできる点にあります。
 JavaScript-STARもversion0.7から、表計算ソフトのデータを直接ペーストできるようになりました。
 この機能は、PC98-STAR・Dos/V-STAR・Mac-STARにはありません。
 表計算ソフトからデータを直接ペーストできると、表計算ソフトの並び替え機能や連番機能などを使うことができるので、データの入力ばかりでなく、データの修正・組み換えが大変楽にできるようになります。
 では、具体的な方法を紹介しましょう。

表計算ソフトへのデータの入力

 表計算ソフトを立ち上げて、データを入力してください。
 サンプルは、AsB-Typeのデータです。
 また、ここでは、表計算にExcelを用いていますが、Lotus1-2-3など何でもかまいません。

AsB-Typeデータへの修正

 上のように入力されたデータは、そのままでは、JavaScript-STARのデータとしては使用できません。
 (最初からJavaScript-STARのデータ形式を意識して入力すれば別ですが・・・)
 それぞれのデータタイプ別に修正する必要があります。
 しかし、その修正も表計算ソフト上で行えば良いのです。
 データタイプページを参考に、AsB-Typeデータに修正します。
 要因名や要因数を追加し、余計な名前データなどは削除します。

AsB-Typeデータへのコピー

 AsB-Typeに修正されたデータをコピーします。
 次のように範囲を選択し、メニューから「編集」→「コピー」を選びます。

AsB-Typeデータへのペースト

 コピーしたデータをJavaScript-STARにペーストします。
 JavaScript-STARの立ち上げたら、AsBを選択します。
 データフィールド内にポインタを移動し、クリックします。
 カーソルが点滅していればOK!。
 メニューから「編集」→「ペースト」を選びます。
 あとは、「計算!」ボタンをクリックすれば、データが自動的にJavaScript-STARのデータ形式に修正されて、計算されます。
 表計算ソフトを使ってデータを管理しておき、必要に応じて組み替えて利用すれば、JavaScript-STARの応用範囲が格段にアップするのです。

Tips 1

Q&A入力で、入力ミスしたとき

 入力ミスをしたとき、1つ前に戻る機能と入力を中断する機能を使います。
 数値を入力してエンターキーを押し、次のデータ入力になった場合、*(アスタリスク)を入力すると、1つ前に戻ることができます。
 また、最初からやり直したい場合などは、#(シャープ)を入力してください。
 入力を中断することができます。
 いずれにしてもデータの入力間違いは、分析を行う上で致命的なミスになりますので、きちんと入力を確認した上で分析を行ってください。