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少年少女合唱団のコンサート。アンコールでは会場と一緒に「ふるさと」 を歌って楽しんだ=24日、アルフォーレマルチホール (2024/03/28)


西山コラボ特産品セットの参加メンバー (2024/03/26)


柏崎信金の創立100周年を記念した音楽イベント「目で聴くコンサート」。つのださん(左)のプロデュースで、子どもたちは骨伝導ヘッドホンを付け、ドラム演奏などを楽しんだ=23日、アルフォーレマルチホール (2024/03/25)

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東本町C地区児童施設「好環境なら有料でも」
 東本町まちづくり事業C地区のショッピングセンターで計画されている児童遊戯施設について、同まちづくり委員会などはこのほど、市民アンケートの結果をまとめた。施設利用で多少の料金はやむを得ないとした回答は五割を超え、利用料は二百―三百円を望む声が多かった。

 アンケートは三千枚作成し、三月に市内の保育園、子育てサークルなどに配ったほか、ソフィアセンターなどの公共施設に置いた。三月末で約千百枚を回収し、回収は今も続いている。児童遊戯施設は一階正面奥の千平方メ-トルで、産文会館大ホールのおよそ一・五倍の広さ。ショッピングセンターの開発にあたる第三セクターが遊具、クラフトコーナーなどを運営し、入場口を設け、スタッフを配置する方向で検討している。

 回答者のうち、二十歳代、三十歳代の主婦は八割を超えた。また、育児中の母親も八割を超えた。週末の過ごし方では、「市内の買い物やドライブ」が二六%、「子供と一緒に家にいる」が二一%、「催事やイベントがあれば出掛ける」が一六%で、「安近短」の傾向が顕著に表れた。これに関連し、「近くの公園や外で遊ぶ施設が少ない」「ゲームセンターではお金がかかり過ぎる」「子供同士が遊べる施設が少ない」とする回答がほぼ同じ割合で並んだ。

 望ましい施設は、室内アスレチック、広場、知育玩具、自然・科学等の体験コーナー。望ましくない施設は、有料のゲーム機、ゲームコーナー。利用は、無料を望む声が四〇%で、二百円から八百円で有料を認めたのは五三%だった。また、会員制は六六%が望まず、自由入場との二本立てとしたのは二三%だった。記述式の意見欄と重ねると、保護者としては多少の費用がかかっても、環境が良く、衛生的で安全な施設を求める傾向が強かった。

 意見の中には、子供の年齢別のスペース、託児施設、駐車場の充実の要望、「今は子供より老人が多い。老人も遊べる施設の併設」とする声もあった。

(1998/ 4/28)

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