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刈羽村スポーツ協会が表彰した特別優秀競技者=ラピカ文化ホール (2025/02/18)


檀信徒や地域の人たちが見守る中で、寒水荒行を行う平山住職(中央)= 市内畔屋の萬福寺 (2025/02/17)


ガルルのスキー場感謝祭でスノーラフティングを楽しむ来場者=11日、市内高柳町岡野町 (2025/02/15)

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西山町で古式豊かに「お弓始」

 西山町二田の二田物部神社(三嶋千頴宮司)で7日、伝統のお弓始(ゆみはじめ)が行われ、町民、氏子関係者ら約40人が今年1年の平安を願い、弓を引いた。

 この行事は、大和朝廷からつかわされた弥彦、二田の神が越の国の邪悪を鎮め、農耕、漁法などを教え伝えたという故事にならい、江戸時代から200年以上続いている。まず、三嶋宮司が無病息災、家内安全、豊作などを祈って神事を行い、本殿から約20メートル離れた境内の的に向かって2本の矢を放った。

 この後、参拝者らは順番に弓をかまえ、それぞれの願いを込めて4本ずつ矢を放った。的に当たるたびに、見守る人から拍手とどよめきが上がり、和やかな空気に包まれた。このうち、同町出身の大学2年生・佐野麻希子さん(20)は弓道部員。史学レポート作成のため帰省中で、家族とともに初参加した。数カ月弓を引いていないというものの、2本が見事に的中し、大きな拍手を浴びてニッコリ顔だった。

(1999/ 2/ 8)

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