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柏崎刈羽原発7号機が31日、手動停止に

 東京電力柏崎刈羽原発7号機(改良沸騰水型、出力135万6,000キロワット)で30日夜から31日未明にかけて、排ガス放射線モニター値と原子炉水のヨウ素濃度が通常より高くなったため、同社は原子炉を停止して原因調査を行うことを決め、31日午前8時40分に出力降下を開始した。午後5時ごろ停止の予定だ。過去に1号機などでも発見された燃料漏えいの可能性が高いという。7号機の予定外停止は試運転中の平成9年5月に続いて2度目。外部への放射能の影響はない。

 同社の説明では、30日午後10時半前、排ガス放射線モニター値が通常の6倍まで上昇し、警報が発生した。また31日未明に原子炉水を採取してヨウ素濃度を調べたところ、保安規定値よりははるかに低いものの、通常値の約1,200倍に達していることが分かった。排ガスは減衰させるため、排気筒のデータに変化はなかったとしている。

 柏崎原発では平成8年8月に6号機、昨年1月に1号機で、燃料からの放射能漏れにより排ガスモニター値などが上昇し、運転を止めた。今回の現象はこれらとほぼ同じであることから、原因は燃料に出来た傷や穴からの漏えいである可能性が高い。警報発生前に前兆はなかった。

 同原発広報部では、燃料漏えいであるとすれば確率的に避けられず、想定範囲内のトラブルだとしている。しかし、原因調査には時間がかかるため、運転停止期間は場合によっては1カ月くらいに及ぶことも予想される。

 同原発は来年から3号機でウラン・プルトニウム混合のMOX燃料を使うプルサーマルを計画しており、先週の市・刈羽村に続く県の受け入れ表明と、東電の事前了解願に対する三者の正式回答が31・1日に相次いで行われる見通しだ。こうした最終局面での7号機停止について同広報部は「タイミング的に大変残念だ。ただ技術的にプルサーマル計画に影響することはない」と話している。

(1999/ 3/31)

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