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三島町や剣野町で身近なホタル保護へ

 自然の恵みである貴重なホタルを保護していこう──と、市内の三島町、剣野町などに住む人たちによって昨年暮れ、剣野川ほたる保存会(事務局長・永井幸一さん)が発足。ゲンジボタルの幼虫が上陸行動を開始する季節を迎え、さらに多くの入会と、環境保全への協力を呼び掛けている。

 ゲンジボタルが里山の代表的な昆虫として知られる中で、両町内の住宅街にも4−5年前から、光を放って飛び交う姿が目に入るようになった。昨年夏、三島町集会所から剣野団地間の約300メートルの水路にホタルが大発生したことから、何とか身近なホタルを保存していきたいと、同年暮れに同保存会が結成された。

 保存会では最初の活動として同年のうちに、国道8号バイパス工事に関連し、建設省・長岡国道工事事務所にホタルの保護に必要な水の確保を求める申し入れを書面で行う一方、今年3月には知識や情報を得ようと県ホタルの会に入会。県の環境NGOにも加盟した。また、会員数もしだいに増え続け、現在では両町内を中心に150人を数えている。

 今月初め、会員たちはホタルが幼虫からさなぎになるため、川の中から光を放ちながら、コンクリートの壁を上る様子を無数に確認した。道路をはって、反対側の住宅の庭の上に入っていくのも数多くあったという。観察に同行した県のエコマイスター制度登録者で、市立博物館学芸員の佐藤俊男さんは「市街地に近い住宅地でこのように生き物と人の共生が自然に成り立っていることに感激した。こういう地域がこれからも増えてほしい」という。

 同保存会ではこうした光景をぜひ、たくさんから見てもらいたいとし、「自然の生態系を壊さないように、みんなで貴重な剣野川のホタルを守っていきたい」と呼び掛け。さらに多くの入会を歓迎するとともに、剣野川周辺の草刈りや除草剤の扱いなどにも協力を求めている。同保存会に関する詳しい問い合わせは事務局長の永井さん(電話23-2448)へ。

(1999/ 5/21)

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