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ハナモモ畑を管理する池田寿一さんから話を聞く鯨波小と米山小の児童= 18日 (2024/04/19)


県内トップを切って行われた葉月みのりの田植え=18日午前、市内藤井 (2024/04/18)


春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)

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生活関係普及員のつどい 全国から70人

 21世紀のいきいき農村を築くための具体的な進め方と手法を習得しようという「全国生活関係普及員のつどい」(同実行委員会主催)が16・17日、市内西港町の「SEA YOUTH 雷音」で行われ、基調講演や事例発表などに取り組んだ。

 生活関係普及員は農業分野での生産の技術指導と併せ、労働環境の改善や売り上げ向上の支援、集落の活性化に向けた提言、男女共同参画の視点による経営指導など農村生活全般にわたる支援活動を行っている。今回で13回を数えるつどいには、北海道から福岡まで全国各地から約70人が集まった。

 2日にわたる日程では最初に、池田十六(とむ)・刈羽農業改良センター所長が歓迎のあいさつを行った後、中村攻・千葉大園芸学部教授が「21世紀は『農』の時代」をテーマにした基調講演を行った。

 中村教授は「生産だけでなく、農村の多面的な機能を生かすべきだ。病んでいる都会を救えるのは農村。何を提供できるか発信できるかを考えなければならない。もっと仕掛けていく必要がある」と激励した。

 また、事例発表に県内で活躍する3人が立ち、この中で小国町・和紙生産組合の今井千尋さんが「古いしごとは新しい」として、自身の活動を紹介した。さらに、農村地域生活アドバイザーの立場から市内の語り部の会の中川ナツ子さん、大掛きみこさんが得意の昔話を語り、会場を和やかな雰囲気に包み込んだ。

(2000/ 9/19)

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