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西山町民劇団が秋に新潟公演
秋を中心に県内各地で行われる県民文化祭(同実行委員会主催)の一環として、10月7日、新潟市民芸術会館「りゅーとぴあ劇場」で行われる「創作演劇を観る会」に、西山町の町民劇団「西山かたくり一座」(駒谷正義座長)が出演することが決まった。
かたくり一座は1998年に発足し、同年と99年、藩政改革を勝ち取った農民運動の史実を描いた「天明義民伝」を地元で上演した。座員は約100人。町外公演は初めてだ。新潟市で上演する2作目の「恋の懸橋(かけはし)」は同町石地に伝わる民話を基に、1作目と同様、脚本家の石堂秀夫さん(東京都在住)が書き下ろした。1幕8場、約1時間。出演はコーラスを含め約50人。昨年秋、石地コミュニティセンターと西山ふるさと館で上演した。
県民文化祭は12月まで合唱、洋舞踊などの発表会、演奏会、フォーラムなどを行う。創作演劇の公演は2年に1度の開催で、今回はかたくり一座と西頸青海町の劇団「きらら」が出演する。かたくり一座は秋の本番に向け、7月からけい古に入る。先月末にはメンバーらが会場を下見し、改めて発生練習の必要を感じた。駒谷座長(50)は「県民文化祭とのタイアップでプレッシャーと同時に晴れがましさもある。ぜひとも成功させたい」と話している。
(2001/ 7/12)
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