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高校野球選手権新潟大会決勝の産大附属―帝京長岡。柏崎勢初の夏の甲子園出場を決め、マウンド付近で喜びを爆発させる産大附属の選手たち=26日、新潟市中央区のハードオフエコスタジアム (2024/07/26)


踊り絵巻で情緒豊かに市中を埋めた民謡街頭流し。柏崎に夏本番の訪れを告げた=24日夜、市内東本町1 (2024/07/25)


全国高校野球選手権新潟大会準決勝の産附―中越。産附は7回に相手の失 策で千野(右)が生還して6―5と逆転する=23日、エコスタ (2024/07/24)

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子育て相互援助のファミリー・サポートが定着

 市が、子育て支援の一環として昨年夏、市内栄町の元気館内でファミリー・サポート・センターを開設し、満1年を迎えた。同センターは育児や子育ての援助を行いたい人と受けたい人による相互援助の会員組織。活動の内容がよく理解されるようになり、最近の利用は月平均90件を数えるなど、順調な定着ぶりを見せている。

 同センターは近年の大きな問題である少子対策の具体化として、昨年7月に県内他市に先がけて開設した。アドバイザーが橋渡し役を務め、援助を行う提供会員、援助を受けたい依頼会員の調整に当たる。対象年齢は生後6カ月ごろから12歳程度までで、援助は原則として提供会員の自宅。活動の後に、定められた報酬を利用会員から提供会員に支払うシステムだ。

 これまでの登録は、依頼会員が105人、提供会員が35人、両方会員が14人の合わせて154人。援助活動の件数は、当初月数件から、最近では平均90件を超える勢いだ。具体的には保育園、幼稚園などの送迎が多いほか、親が通院の際の預かり、世相を反映して児童クラブの送迎などがある。親だけでなく、祖父母からの問い合わせも多いという。

 担当の子ども課では「制度の内容がかなり理解されてきたが、引き続きPRに努めていきたい。また、内容を理解した上での会員申し込みが多くなったので、手続きも簡素化し、1回で手続きが済むようにして、できるだけ多くの人から会員になってもらうようにしたい」と話している。

 提供・依頼会員とも引き続き募集しているので、詳しい問い合わせは同館内のセンター(電話20-4261)へ。

(2001/ 8/ 1)

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