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介護サービスに高い評価のアンケート結果

 市は28日、市役所大会議室で介護保険運営協議会(神林良平委員長、委員数20人)の今年度第2回会合を開いた。当局が、先に介護保険サービス利用者を対象に行ったアンケート調査の結果を報告し、サービス内容はいずれも高い評価を受けていると述べた。当局は今後、この結果を関係事業所に周知して、介護保険のより一層円滑な運営を目指したいとした。

 調査は、介護保険施行後1年余りを経過する中で、ケアプランの内容、希望する介護サービスが十分に利用されているかなど満足度や意見、苦情などを把握することが狙い。サービス利用者約1,200人のうち、400人を無作為抽出。80.5%に当たる322人が回答した。

 主な設問で「介護保険制度は良かったか」は65%が「良かった」、8%が「良くなかった」。「良かった」の理由はケアマネージャーの対応、家族介護の負担軽減。「良くなかった」は利用料の負担増、サービス回数の制限など。ケアマネージャーには「満足」「ほぼ満足」が90%。話しやすい、希望を配慮したサービスの計画作成などだった。

 介護サービスでは訪問介護、訪問入浴介護、訪問看護、デイサービスなどとも「満足」「ほぼ満足」を合わせ、いずれも90%以上。対応が親切、態度が良いなどが主な理由。ショートステイは「満足」「ほぼ満足」が82%で、ほかのサービスに比べやや低い評価。短期間の利用のため、他の利用者や施設となじみにくいなどの問題点が考えられるとした。

 一方、ケアプランや介護保険サービスの相談をしたことのある人は29%で、相談先の多くはケアマネージャーや市など。60%が相談したことがなく、理由は満足していて相談がない、苦情をいうことでサービスへの影響が心配など。介護保険以外のサービスとして、訪問理髪美容、外出支援などの希望があった。

 報告を受けて、委員は「この結果を関係事業所に周知してほしい」と要望。当局は「事業所ごとの連絡協議会などを通して、結果を説明し、改善に努めたい。行政としても市民ニーズに沿った介護保険になるよう対策を講じたい」と述べた。

(2001/ 8/29)

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