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門出小児童が東京でコシヒカリ配る

 私たちが育てたコシヒカリを食べて――と、高柳町の門出小(伊藤充校長)の5年生4人がこのほど修学旅行先の東京で、総合学習の一環として自分たちで育てたコシヒカリを配った。学校には、試食をした人たちからさっそく「コシヒカリおいしかったよ」と書かれたはがきが届いている。

 同校の5,6年生7人は今年、「山の子村ブランドを全世界にアピールしよう」と和紙や漬け物など地域の素材に着目。”地域おこし”をテーマにした総合学習を進めており、自分たちが丹精込めて育てたコメのPRもその一環だ。

 修学旅行は高柳小と合同で行われ、門出小の中村悟君、村田永莉さん、村田純君、若月裕里さんの4人は、練馬区大泉学園町にある都内でも最大の農産物直売所、JA東京青葉ファーマーズショップこぐれ村に行った。狐の夜まつりの衣装で春から進めてきた学習やコメづくりの様子を写真を使って発表。アンケートはがきと共にオリジナル包装のコシヒカリ(2合入り)100袋を配った。続いて渋谷区表参道のネスパス新潟館前でも100袋を通行人に手渡した。

 4人からは「人がいっぱい並んでビックリした」、「おコメをもらってくれた人が『ありがとう』と言ってくれて、うれしかった」との感想。引率の谷口一之教頭は「子供たち最初、緊張して声も出なかったが、後半は元気が良かった」と話し、伊藤校長は「子供たちには自信になったはず」を笑顔を見せる。はがきには「子供たちが一生懸命で感動した」「山の子頑張れ」という言葉も添えられていた。

(2001/11/ 9)

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