PHOTOニュース
郷土玩具の歴史を学びながら、三角だるまの絵付け体験を楽しんだ参加者=11日、ソフィアセンター (2025/01/15)
県産ブランドイチゴ「越後姫」を収穫するファームくじらなみのスタッフ=14日、市内鯨波 (2025/01/14)
次々と顔を出し始めた早春の使者・フキノトウ=市内西本町2 (2025/01/11)
>>過去記事一覧
ラピカ茶室は建て直さず使用
刈羽村の生涯学習センター「ラピカ」の工事問題で品田村長は12日、茶道館は電源立地促進対策交付金を返還し、一部手直しだけで建て直しはしない方針を村議会全員協議会で示した。交付金返還後の対応について、「施工業者、監理業者の4社は一体で誠意をもって解決に当たるという約束ができている」と述べ、業者と非公式に折衝したことを明らかにした。
10月1日の経済産業省報告で不適切事業として全面修復、または交付金返還の方針が示された茶道館について、村長は「交付金返還という金銭的な解決が妥当だろう。交付金対象からはずれても茶室は残る。一部手直しで使うのがベター」との考えを初めて示した。国の返還請求額の確定後、村が4社に求める補償については村が決めた額を基に進め、正式交渉の前に議会にはかりたいとした。
この日の協議会では、複数の議員が業者との話し合いでは村の損害回復、責任割合の確定は困難との見方を示し、「裁判で責任を明らかにする必要がある」と迫った。村長は「額が膨らんでいるので交渉は難しくなっているが、業者も誠意をもっているので、百点満点とはいかないまでもゼロではない」と述べた。また、経産省報告で総事業費が交付金申請時より約900万円増加しているとの記述を挙げ、「そういうことも見ていき、議会の判断を求めたい」と述べた。
(2001/11/13)
※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。
すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。