PHOTOニュース

高校野球選手権新潟大会決勝の産大附属―帝京長岡。柏崎勢初の夏の甲子園出場を決め、マウンド付近で喜びを爆発させる産大附属の選手たち=26日、新潟市中央区のハードオフエコスタジアム (2024/07/26)


踊り絵巻で情緒豊かに市中を埋めた民謡街頭流し。柏崎に夏本番の訪れを告げた=24日夜、市内東本町1 (2024/07/25)


全国高校野球選手権新潟大会準決勝の産附―中越。産附は7回に相手の失 策で千野(右)が生還して6―5と逆転する=23日、エコスタ (2024/07/24)

>>過去記事一覧
柏工2年生が就労体験報告会

 柏工(小林征四郎校長、生徒数580人)は17日、機械科、電気科、工業化学科の2年生113人が地元製造業を中心とした42事業所で行った就業体験の報告会を体育館で開いた。企業、市、商工会議所などでつくる推進地域協議会や受け入れ企業、保護者など約50人も参加した。

 就業体験は生徒が生産現場に学び、学習や職業選択に役立てようという実習。同校は昨年から機械科1学級で始め、今年は3科に広げた。受け入れ企業も倍増し、業種も広がった。生徒は先月下旬の3日間、就業規則に従って出社し、現場作業を行った。

 報告会では生徒の司会・進行に従い、各科代表の男女9人がスクリーンの実習風景などをバックに作業内容を紹介した。学校の実習とは違った緊張感を味わい、「働くことの難しさ、会社のルール、責任が分かった」「チャレンジ精神を学んだ」などと感想を述べた。生徒のアンケートでは79.6%が進路を考えるうえで役立ったとし、83.0%が就業体験をして良かったと答えた。

 受け入れ企業を代表し、酒井鉄工所の酒井好道社長は講評で人間関係の大切さを訴え、「学習は量的な知識。社会で使うのはそれを応用した知恵だ。進路に役立て、ものの見方を磨いてほしい」と激励した。また、発表を楽しみに来たという1年生の母親は「生徒はいい体験をしたようだ。来年はぜひ学年全体でやってほしい」と話していた。

(2001/11/17)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。