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老朽化により1999年度から3年継続事業で架け替え工事が進められてきた高柳町岡野町の「鯖石橋」が完成し、28日午後3時から供用が開始される。
新しい「鯖石橋」は旧橋のイメージに合わせたコンクリート製アーチ橋で、長さ35メートル、全幅12メートル(片側に3.5mに歩道)。幅は旧橋の約2倍に広がった。鯖石橋右岸地域は地下水に恵まれず、消雪パイプの水は左岸の井戸で取水し、橋に取り付けたパイプで送水してきており、新しい橋にもこのパイプを埋設した。同時に橋の上にも水が出るようにした。総事業費は約4億8,000万円。今年秋には2分割で工場製作したコンクリート製アーチ部を両岸からつり上げ、合体させて橋台に設置する全国初の工法を採用した。
供用開始に先立ち、28日午前10時から橋の右岸側で交通安全祈願祭と開通式が開かれる。テープカットに続いて、高柳保育園の子どもたちによるくす玉開き、黒姫神社神楽会による開通の舞の披露、参加者による渡り初めが行われる。
「鯖石橋」は岡野町集落内で鯖石川の両岸を結ぶとともに、川磯、栃ケ原の両集落、特養「柏柳の里」の生活道路で、じょんのび村ファームハウスやこども自然王国への観光道路でもある。旧橋は県内初のコンクリート製アーチ橋として県近代化遺産に指定され、ツタがからみ、新緑や紅葉の季節によって趣(おもむき)を変えるなど町民に親しまれた。90年の連続地震で橋は大きな被害を受け、町は県に市町村代行事業での架け替えを要望した。
(2001/11/26)
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