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二中移転の用地促進委が市の説明聞く

 二中用地確保促進委員会(藤田浩一会長)が19日夜、市内田塚3のワークプラザ柏崎で開かれた。市教育委員会から、懸案になっている二中の移転整備について現況説明を聴いた。

 促進委員会は同校の後援会、校区内の町内会、PTA、同窓会など各方面の代表によって構成される。二中校舎の老朽化解消、校舎とグラウンドの一体になった敷地確保などを目指し、1992年に発足した。 

 市教委は当初、市内新田畑地内に二中の移転・改築を予定した。しかし、県立高校の改革で市内に中高一貫教育校の設置が示されたことから、これらの情勢の変化を踏まえ、全体の校舎配置案により、現在の常盤を県から譲り受け、二中を移転させたいとしている。

 西川教育次長はこれまでの経過を説明し、「常盤を二中として整備させていただくことが、二中学区の全体的な配置や将来的なことも考え合わせ、現時点で最も望ましい姿であるという結論に達した」と述べ、「定例教育委員会で『関係者の理解を得ながら、この方針を最優先する』ことを決定した」と報告した。

 出席者から「県との協議はどのような感じか」との質問に、西川次長は「県とは五分五分の状況だ。とにかく譲ってほしいということで真正面からお願いしている」と答えた。用地の広さ、県の回答時期など幅広い面から質問が出た。

 また、出席者から「市教委が難渋していることがよく分かった。子どもの将来、柏崎市の将来のために議会、行政も一緒に汗をかき、なるべく早く決着してほしい」という要望があった。相沢教育長は「学校は適正な位置、適正な規模が望まれるため、理解と支援をお願いしたい。地域の後押しが県を説得させる大きな力になる」と呼び掛けた。

(2001/12/20)

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