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住友生命が国内外から作品を募集した第25回こども絵画コンクール(全国造形教育連盟など協賛、文部科学省など後援)の最終審査がこのほど行われ、市内東本町1、柏崎小4年・田村千晴さんの「よぞらのタクシー」が特別賞の文部科学大臣奨励賞に輝いた。入賞作品は東京・大阪で展示されたほか、そのうちの特別賞6点と金賞・銀賞55点は来年3月15日から1カ月間、フランス・ルーブル美術館で展覧会が行われる。
この絵画コンクールは、「未来を担う子供たちの心豊かな成長」を目的に毎年開催されている。昨年度からルーブル美術館が後援に加わり、今年3月に初めて同美術館での展覧会が実現した。今年度は「21世紀の〜ゆめ・きぼう〜」をテーマに6,7月に作品を募集し、全国と一部海外から約18万2,500点の応募があった。
田村さんの作品「よぞらのタクシー」は、小さいころの自分が竜に乗って空を飛んでいる。「竜が本当にいて、乗ることができたらいいなという気持ちでかきました」と田村さん。絵の具を使って1週間くらいで完成させた。絵が好きで、このコンクールには毎年出品しているが入賞は初めて。「フランスで飾られるのはとってもうれしい」と話す。また母由美さん(33)は「今回はよくかけているとは思っていましたが、このような賞をいただくとは……」と入賞を喜んだ。
このコンクールでは応募用画用紙1枚につき1円、応募作品1点につき10円を日本ユニセフ協会に寄付し、開発途上国の子供たちのために役立てている。
(2001/12/25)
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