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春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)


見頃を迎えた里山のハナモモの花=15日午前、市内谷根 (2024/04/15)


青空の下、満開のソメイヨシノを楽しむ市民ら=13日午前、赤坂山公園 (2024/04/13)

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全国の児童館厚生員が野外活動学ぶ

 児童生徒による自然体験活動の重要性が指摘される中、児童館の指導者(児童厚生員)の技術・知識をさらに高めようという全国研修会が15日から17日まで、高柳町の県立こども自然王国で行われている。

 全国には多くの児童館があり、地域の実情に合わせたプログラムを展開しているが、大型の施設は大きな都市に多いこともあって、屋内型の遊びが中心。青少年の健全育成には屋外活動の大切さが注目されており、財団法人・児童健全育成推進財団では年3回の研修会で指導者の自然系プログラムづくりや技術、知識の修得に力を入れている。こども自然王国は大型児童館の中でも自然が豊かで、指導者もそろっているため、毎年、春の会場になっている。

 今年は秋田県から愛媛県まで28施設から30人が参加。夜の自然観察や屋外の素材を使ったおやつ作り、川遊びのやり方と救急法などを学ぶ。15日の開会式では、主催者でもある県の渡辺博文・児童家庭課長が児童の健全育成がますます重要になってきている状況を訴え、児童館の活動に期待。財団の関係者も「五感で自然を感じることの大切さを子供たちに伝えてほしい」と話していた。

(2002/ 5/16)

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