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創立100周年の柏崎信用金庫記念式典。これまでの歩みを振り返り、さ らなる発展を誓った=23日、柏崎エネルギーホール (2024/04/25)


柏崎市の子育て支援に役立ててほしいと、1千万円の目録を贈る入澤理事 長(左から2人目)=22日、市役所市長応接室 (2024/04/24)


市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)

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産大資金流用事件で懲役8年求刑

 新潟産業大の施設整備資金流用事件で、業務上横領の罪に問われた元同大職員・関矢淳被告(40)=三島越路町浦=の第3回公判が30日、地裁長岡支部で開かれた。検察側は「大学側に与えた影響は大きく、先物取引による損失は自業自得で、横領は私利私欲による犯行」として関矢被告に懲役8年を求刑した。

 起訴状などによると、関矢被告は1997年4月から2002年3月まで個人的な商品先物の損失を埋めるために大学の資金を121回にわたり引き出し、総額約11億4,300万円を横領した。先物業者には多額な資金源を疑われないよう数人によるグループでの取引と見せかけた。一方、年度末に行われる監査では、先物取引をいったん清算したり、金融機関から定期預金を担保に借り入れをおこしたりして、発覚を逃れた。関矢被告は大学側に約5億5,600万円の実損を与え、これまでに同被告の父親などが約1,030万円を返済した。

(2003/ 5/30)

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