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高校野球選手権新潟大会決勝の産大附属―帝京長岡。柏崎勢初の夏の甲子園出場を決め、マウンド付近で喜びを爆発させる産大附属の選手たち=26日、新潟市中央区のハードオフエコスタジアム (2024/07/26)


踊り絵巻で情緒豊かに市中を埋めた民謡街頭流し。柏崎に夏本番の訪れを告げた=24日夜、市内東本町1 (2024/07/25)


全国高校野球選手権新潟大会準決勝の産附―中越。産附は7回に相手の失 策で千野(右)が生還して6―5と逆転する=23日、エコスタ (2024/07/24)

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大角間のヒマワリが見ごろに

 市内大角間の棚田跡で、お盆に合わせるように、約2,500本のヒマワリが見ごろを迎えた。中山間地域等直接支払い制度を利用して、集落の人たちがコツコツと整備を進めている「アグリパーク大角間」の一角。メダカの池やソバ畑、花壇が広がる。

 ここは通称「ねずみ田」と呼ぶ棚田。一番上の水田が数年前に休耕田になったため、昨年から同制度交付金の「農業生産活動の共同取り組み分」を活用。この交付金は農道や水路の維持管理に使われることが多いが、大角間では集落と制度の協定者が協力し、棚田の持つ多面的な機能の保全、景観を守っていくために、ビオトープづくりや景観作物の栽培に交付金を役立てていくことにした。

 ヒマワリの咲いているのは2番目の棚田跡。今年6月、13アールに約2,500個の種を植えた。倒れないように肥料を少なめにしたことと、このところの日照りで、背丈は伸びなかったが、お盆に合わせたかのように、次々と花を咲かせた。傾斜地の棚田は畦(あぜ)の斜面が高く、草刈りが大変。「斜面はアジサイで埋め尽くしたい」と、3番目の棚田跡ではアジサイの苗を育成中。さらにソバ畑も造成し、「秋は集落みんなで手打ちソバを味わうのが楽しみ」とも話す。

(2004/ 8/13)

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