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開催中の春季企画展「刷り物博覧会〜引札に映る人々のくらし〜」。今で 言う広告チラシがずらりと並んだ=市立博物館 (2024/05/08)


新潟病院附属看護学校の学生が行った血圧測定などのイベント=2日、市 役所 (2024/05/07)


成年年齢の引き下げで名称が変わり、3年目になった「二十歳のつどい」。久しぶりの再会を喜ぶ出席者=3日午後、アルフォーレ大ホール (2024/05/04)

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強い余震、不安広がる

 新潟県中越地震の発生から5日目となった27日、余震活動が再び活発になり、午前10時40分ごろには柏崎地方でも大きな揺れが起きた。柏崎市では震度4を観測。前日夜に開通したばかりの北陸自動車道(柏崎―三条燕間)が正午現在で再び通行止めになり、JR越後線も運転を見合わせた。

 市の災害対策本部によると、26日の柏崎市は体に感じる余震が1回しかなかったが、27日は未明に震度1を3回記録。午前10時40分の余震は広神村などで震度6弱、柏崎刈羽は小国町で震度5強、刈羽村で震度5弱、柏崎市、高柳町、西山町が震度4だった。強い余震に、不安が広がっている。地震が起きた時、市内日吉町の国道8号、252号交差点では車の流れが一瞬止まり、ドライバーも激しく揺れる電線や電柱を心配そうに見つめた。

 27日午前7時現在でまとめた市内被害状況によると、人への被害は重傷が9人、軽傷47人の計56人で、前日より2人増えた。全半壊の住宅が前日の43棟から45棟(45世帯・132人)に増加。一部破損も182棟(182世帯・601人)になった。上水道は引き続き、北条・中鯖石・南鯖石地区への給水再開に努めている状況だ。

(2004/10/27)

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