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保安院が柏崎原発点検状況を検査
経済産業省原子力安全・保安院は22日から、中越沖地震で被災した東京電力柏崎刈羽原発で、同社による設備点検のやり方が妥当かどうかを確認するための検査を開始した。地震の影響を調べる点検は昨年から全7基で行われているが、検査は、先行して11月に点検・評価計画書が保安院に提出された7号機がまず対象だ。
22日は地震後初の立ち入り検査として、前川之則・統括安全審査官ら5人と、原子力安全基盤機構から2人が来所。書類の審査に続いて7号機原子炉建屋内に入り、主蒸気系配管の点検の様子や残留熱除去系の弁作動試験を見ながら、方法、実施状況などをチェックした。開始前のあいさつで前川統括安全審査官は「計画書に基づく点検を確認したい」と述べ、高橋明男・同原発所長は「これまで大きな損傷は見つかっていないが、点検のプロセスなどを十分確認いただき、今後の点検・評価に反映させていく」とした。
(2008/ 1/23)
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