PHOTOニュース

市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)


幅広いジャンルで楽しませた新生音市場。この一つ、太鼓集団「鼓明楽」 は会場と一体感となり、エネルギッシュなステージを繰り広げた=21日、 アルフォーレマルチホール (2024/04/22)


市内3会場で行われた早春茶会。市内外から集まり、春一番の茶会を楽し んだ=市内西港町、シーユース雷音 (2024/04/20)

>>過去記事一覧
災害復旧・防止の現場を親子が見学

 中越沖地震災害復旧工事の親子見学会が22日、国道352号椎谷トンネルの建設工事現場などで行われ、14組の親子が参加して、災害防止対策に理解を深めた。

 県柏崎地域振興局地域整備部の主催。県が一般住民を対象にした同地震の工事見学会を企画したのは初めて。柏崎、比角、半田、北鯖石、内郷、刈羽の小学校区から14組、約30人が参加した。

 最初に見学したのは市内椎谷で進められている国道352号「椎谷トンネル」工事。当初は掘削中のトンネルに入ることにしていたが、入り口付近の土砂安定に予定以上の日数がかかり、掘削は9月10日ごろ開始見込みとなった。来年夏前の貫通、2009年度中の開通を目指す。参加者は大きく崩れた斜面を間近に観察。児童たちはトンネルの入り口付近で、ロードヘッダーと呼ぶ掘削機を実際に操作して先端のドリル部分を上下左右に動かした。参加者からは「トンネル工事の難しいところは」「カーブはきつくないか」「一日にどれくらい掘り進むか」など多数の質問が出ていた。

 また、市内青海川、JR信越線脇の地滑り災害の復旧現場では、被災当時の写真と工事後を見比べ、作業員が垂直に近い工事現場でロープ1本に身をまかせながら寒風の中で仕事をした話に参加者はびっくり。「どうやって、コンクリート枠に植物を植えたのか」「アンカーボルトの長さは」などの質問をし、緑がきれいになった大きな斜面に目を見張った。

(2008/ 8/23)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。