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「えんま様」も引っ越し、お堂修復工事で

 中越沖地震で被災した閻魔(えんま)堂(市文化財、今井徹郎住職)の修復工事が18日から本格的に始まった。現在のお堂は1896(明治29)年に再建されたことから、100年に一度の大工事。初日は閻魔大王をはじめ15体の像の“引っ越し”作業が1日がかりで行われた。大王像は本堂脇に建てた仮堂に安置した。

 閻魔堂は数度の火災で類焼し、現在の土蔵造りの堂は市内の名工・4代目篠田宗吉(1826―1903)が建てた。中越沖地震では土台がずれ、内外の土壁が落下。向拝も倒壊した。このため、堂内は柱をワイヤで引っ張り、筋交いをしてきた。

 修復工事では基礎を取り換え、堂内部は柱、はりを補強・固定するとともに、壁は耐震性を強化する。ケヤキ造りの向拝は使える材料を使い、宗吉作の彫刻は修復・復元し、できる限り原形を残す計画だ。工期は12月18日までの予定。

(2010/ 8/19)

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