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東京電力柏崎新本社事務所の安全祈願祭であいさつする福田副社長(左)=7日、市内駅前2 (2025/03/08)


市内全中学校で行われた卒業式。卒業生は思い出を胸に学びやを巣立った=7日午前、一中 (2025/03/07)

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「えんま様」も引っ越し、お堂修復工事で

 中越沖地震で被災した閻魔(えんま)堂(市文化財、今井徹郎住職)の修復工事が18日から本格的に始まった。現在のお堂は1896(明治29)年に再建されたことから、100年に一度の大工事。初日は閻魔大王をはじめ15体の像の“引っ越し”作業が1日がかりで行われた。大王像は本堂脇に建てた仮堂に安置した。

 閻魔堂は数度の火災で類焼し、現在の土蔵造りの堂は市内の名工・4代目篠田宗吉(1826―1903)が建てた。中越沖地震では土台がずれ、内外の土壁が落下。向拝も倒壊した。このため、堂内は柱をワイヤで引っ張り、筋交いをしてきた。

 修復工事では基礎を取り換え、堂内部は柱、はりを補強・固定するとともに、壁は耐震性を強化する。ケヤキ造りの向拝は使える材料を使い、宗吉作の彫刻は修復・復元し、できる限り原形を残す計画だ。工期は12月18日までの予定。

(2010/ 8/19)

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