PHOTOニュース

産大・工科大新入生歓迎会。交流アトラクションでえちゴンから賞品を受 けとる新入生=24日、産文会館 (2024/04/26)


創立100周年の柏崎信用金庫記念式典。これまでの歩みを振り返り、さ らなる発展を誓った=23日、柏崎エネルギーホール (2024/04/25)


柏崎市の子育て支援に役立ててほしいと、1千万円の目録を贈る入澤理事 長(左から2人目)=22日、市役所市長応接室 (2024/04/24)

>>過去記事一覧
故笠原さん作の歌をCDに

 1993年に急逝した柏崎出身の「おわら絵師」で、富山県富山市の旧八尾町に住んだ笠原輝芳さん(当時48歳)作詞・作曲の歌「坂の町、歌のまち」が、おわら節の伝承・普及に取り組む「越中八尾おわら道場」関係者によりCDで制作された。

 歌は笠原さんが他界する2年前に作られた。笠原さんは長岡市の代用教員、デザイン会社勤務などを経て、77年、秋の能登を描こうと出た旅でおわらと八尾の風情に魅せられ、そのまま移り住んだ。絵はがき、看板、色紙などでおわらの踊りを描き、発足間もないおわら道場の衣装デザインなどを手がけた。

 関係者らが中心となって94年、おわらに生涯を捧(ささ)げた笠原さんら3人をしのび、由緒ある聞名寺境内に全国の寄付で「風の盆の碑」を建てた。毎年9月3日の風の盆最終日に故人をしのび、本堂で法要と供養の踊りを行っている。CDは今年の風の盆初日の1日に出来上がった。

(2010/ 9/17)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。