真宗の教え

宗旨

あみだにょらい
ご 本 尊 阿弥陀如来
ぶっせつむりょうじゅきょう
正依の経典 仏説無量寿経(大経)
ぶっせつかんむりょうじゅきょう
仏説観無量寿経(観経)  浄土三部経
ぶっせつあみだきょう
仏説阿弥陀経(小経)
しんらんしょうにん
宗 祖 親鸞聖人
けんじょうどしんじつきょうぎょうしょうもんるい きょうぎょうしんしょう
宗祖の主著 顕浄土真実教行証文類 (教行信証)
  ご本尊(阿弥陀如来)
宗 派 名 真宗大谷派
しんしゅうほんびょう
本 山 真宗本廟(東本願寺)

教え

 宗祖親鸞聖人は,『顕浄土真実教行証文類』(『教行信証』)を著し,その中で『仏説無量寿経』をもとに,阿弥陀如来の本願を信じ念仏申すことにより開かれる浄土往生の道が,この地球上の全ての人が救われる道であることを明らかにされました。
 言い換えればわたしたちは,阿弥陀如来のわたしたちを救わずにおれないその本願の力により,お念仏(南無阿弥陀仏)申し救われていく身であるのだということです。
 そのことは,ひたすら弥陀の本願を信じ念仏申すそのことにつきるということです。親鸞聖人は,自分の師である法然上人から「ただ念仏して,弥陀にたすけられまいらすべし」とお聞きし,そのことを信じるほかには何もないとおっしゃっています。(『歎異抄』聖典P627)
 そして,親鸞聖人が亡くなられてから750年以上経た現在まで,多くの念仏者(僧侶だけでなく名も無き多くの門徒も)によって「お念仏」が相続されているのです。当然,今に生きるわたしたち一人一人がお念仏の相続者であり,お念仏の仲間であるのです。

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