■肛門の診察

・シムス体位という側臥位(横向き)で行います。(右図参照)
 ズボンや下着は脱ぐ必要はありません。
 肛門が診察できる最小限に下げていただけば結構です。
・肛門の中の痔の状態をテレビモニタ−システムで実際に患者さんにお見せしな
 がら説明しています。

■病状に応じて治療方法を選択します。(内痔核、外痔核、裂肛、痔瘻、直腸脱など)

・軽症 :坐薬、軟膏、内服薬の処方と排便習慣の指導など
・中等症:痔核結紮術、痔核硬化療法(診察室ですぐに麻酔なしでできる治療です)
・重症 :日帰り手術にて通院で治療します。

■日帰り手術

・ジオン注射療法
・痔瘻根治手術
・裂肛手術

■ジオン注射療法

・内痔核を切らずに、ジオンという薬剤を注射して治療します。
・以前は切除手術でなければ治療できなかった症例のうち、かなりの症例がジオン注射療法で
 治療できるようになりました。
・職場復帰に要する期間は、1から3日間程度です

■痔核根治手術

・ジオン注射療法では治療できない痔核には結紮切除術が必要です。
・入院治療が必要ですから、肛門科の専門病院を紹介いたします。


ジオン注射療法
 http://www.matsuda-hp.or.jp/zion/zion.htm

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