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市民スキースクールで指導員(左)から基本を教わる参加者=18日、市内高柳町岡野町「ガルルのスキー場」 (2025/01/20)
1時間目の「地理歴史・公民」の2科目選択の受験生に、袋詰めされた問題冊子を配る試験官=18日午前9時過ぎ、新潟産大 (2025/01/18)
開催中の収蔵資料展「むかしのくらしと道具―子ども時代を支えたモノたち―」=市立博物館 (2025/01/17)
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敬老の日に、平山知事、西川市長が長寿者を訪問
各地で敬老を祝う行事が繰り広げられた「敬老の日」の15日、市内では平山知事、西川市長がそろって、今年百歳を迎える黒滝、山本正宗さん宅を訪れた。知事、市長から「元気で長生きしてください」との言葉に添えて、お祝い状や記念品が贈られると、正宗さんは「どうも、どうも」と深々と頭を下げた。
正宗さんは明治31年10月20日生まれで、もうすぐ100歳。長男の正行さん、文子さん夫婦、孫夫婦、ひ孫2人の7人暮らし。60歳過ぎまで農業のかたわら、冬には群馬県で杜氏(とじ)の酒造りに携わっていた。 酒もたばこも嫌いで、かぼちゃの煮物などの野菜好き。3度の食事をきちんと食べ、特にもちや赤飯が好物という。今では耳が少し遠くなったものの、めがねをかけずに手紙を読むほどで、畑や田んぼ仕事は現役だ。
この日の正宗さんはスーツに、ループタイ姿。知事、市長を迎え、「夢にも思っていなかった。長生きしたおかげだ」と喜んだ。知事が「長生きの秘訣は」とたずね、正宗さんは「家庭の和。家内とは1度もケンカしたことがなかった」と、3年前に96歳で亡くなった妻をしのんだ。
かたわらで見守る家族からは「(正宗さんは)ニュースが好きで、テレビでは政治のことばかり見ている」とも。また、田中角栄元首相と塚田十一郎元知事の連名の書類、里いも2等の賞状など大事な”宝物”も披露された。正宗さんは「大変だろうが、がんばって」と逆に知事を励ます場面もあった。
(1998/ 9/16)
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