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柏崎原発MOX燃料の品質管理説明会11月に

 東京電力柏崎刈羽原発3号機のプルサーマルで使うウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料の品質管理状況について、通産省資源エネルギー庁と県・柏崎市・刈羽村は25日、地元住民向けの説明会を11月8日午後6時半から産文会館文化ホールで開くと発表した。これに伴い、事前の質問募集も開始した。

 MOX燃料の品質管理をめぐっては、関西電力高浜原発用燃料のデータねつ造を受けて、ベルギーで製造した東電用燃料を同社が2度にわたって調査し、「問題なし」とする結果を今年2月に通産省資源エネルギー庁に報告。同庁も8月、これを認める判断を下している。しかし、反原発団体などは品質管理の生データが提示されていないことから、健全性は確認されていないと反発している。

 すでに、県・市・村に対しては8月末、エネ庁と東電がそれぞれの判断について説明したが、地元行政側は住民への説明会も要請し、日程の調整が行われていた。

 当日は約2時間を予定し、「輸入MOX燃料の品質保証に関する説明会」として、データねつ造問題への対応と発生防止策、東電用燃料の品質管理状況をエネ庁・同社が説明し、質疑応答を行う。誰でも自由に参加できる。

 事前の質問は800字以内にまとめ、住所・氏名・性別・職業・電話番号を書き、郵送・ファクス・電子メールで今月31日まで。応募・問い合わせ先は事務局の財団法人・日本原子力文化振興財団(〒105―0004、東京都港区新橋一―一―一3・電話03―3504―1381・ファクス03―3580―8188・電子メールshitumon@jaero.or.jp)。応募者のうち数人程度から会場で直接質問を受けるとしており、希望者はそのことも明記してほしいという。

(2000/10/25)

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