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柏崎地域広域事務組合(管理者・西川市長)が2カ年継続で、市内東長鳥地内で建設工事を進めた一般廃棄物最終処分場・エコグリーン柏崎夏渡が完成し、1日から供用を開始した。柏崎市、高柳町、刈羽村、西山町の一市二町一村が工事主体になり、環境保全に配慮した近代的な施設を整えた。10日には同所で関係者らが参列して竣工式を行う。また、13,14日には施設を一般開放する。
同処分場は、ダイオキシン問題などを契機にした旧厚生省の最終処分場にかかわる廃棄物処理法の規制によって、1974年から20年余り使用した旧処分場の埋め立てが困難になったことから、管理型として整備を図った。工事は2000年夏、旧処分場の隣接の沢(広さ延べ約4万5,400平方メートル)で着手した。
新しい処分場には、上部、下部の2カ所に埋め立て地を設け、埋め立て容量を合わせて約10万2,300立方メートルとした。埋め立て地の全面に遮水シートを二重に張り、浸出水を地下水、公共水域に漏らさない構造とした。万一遮水シートが破れた場合でも、漏水を検知できるシステムを整備した。
また、浸出水処理施設を整え、生物処理、さらに高度処理を行い、水を浄化する機能を持たせた。処理能力は1日平均80立方メートル。総事業費は約20億6,200万円。埋め立て期間は16年度までの15年間。各家庭から出たごみをクリーンセンターかしわざきで焼却処分した後の灰や燃えない金属類などの焼却残渣(さ)、破砕残渣、埋め立てごみなどを安全で、無害に埋め立て処分する。
竣工式は10日午前10時からで、テープカット、通水など記念のセレモニーを進める。関係市町村の首長、議会、行政、地元町内会、地権者ら約100人が参列する見込みだ。
(2002/ 4/ 1)
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