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「こどもの時代館」オープン

 市内青海川、農林漁業資料館で25日から、「空想ひみつ基地―こどもの時代館」がリニューアルオープンした。館内には1960―70年代に子供たちが胸をときめかせたテレビや映画のキャラクター、ヒーロー玩具が1万点以上並び、まるでおもちゃ箱のよう。柏崎観光の一翼を担うことに願いを託し、記念のテープが切られた。

 記念式典で、同館を管理・運営する市観光レクリエーション振興公社の植木馨理事長は「大人にとっては当時の生活環境、産業、教育、文化などを思い出しながら子や孫に話ができる施設ができた。多くの関係者の協力でオープンでき、柏崎の観光産業の1つの核になるように努力したい」と述べた。 

 来賓の西川市長は「展示物のイメージチェンジに踏み切った勇気、企業マインドに感謝し、敬意を表したい。古きよき時代を思い返しながら、穏やかで和やかな風が吹きこむことを祈りたい」とし、柏崎観光産業振興協会の土田新吾会長も「心が貧しくなりがちな時代だけに、心のヒーローが一堂に集まり、展示されることは明るい話題」と再出発を祝った。

 続いて、関係者らが館内を見て回った。仮面ライダーやゴジラ、アルプスの少女ハイジなどのおもちゃに、同公社評議員で市内東本町1の主婦・栗林淳子さん(45)は「子供のころから仮面ライダーのファン。昔は弟と、今は子供と一緒にテレビを見ているので、わくわくして見にきた。これは親子で楽しめる施設」といい、同館の石黒信行館長は「質・量とも日本一。家族でぜひ来館を」と話した。

 同館は、旧とんちン館に代わって、福島県郡山市の西村祐次さんらが収集した高度成長期のキャラクター、ヒーローなどのおもちゃを集め、子供歴史資料館としてリニューアルした。開館時間は午前9時から午後5時(7,8月は午後6時、12月―2月は午前10時から午後4時)まで。休館日は毎月第1木曜日。入館料は大人が500円、小・中学生が300円。

(2002/ 4/25)

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