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柏崎市人口減、2年連続県内最多

 県統計課がまとめた2001年県人口移動調査結果によると、柏崎市は前年に比べて497人の人口減となり、2年連続で県内111市町村の中で最も減少数が多かった。これは大幅な転出超過によるもので、不況や、企業の撤退・規模縮小などの影響が依然として続いたためと見られる。

 移動調査は、2000年10月から01年9月までの人口動態をまとめたもの。01年10月1日現在の推計人口は、柏崎市が8万7921人で、00年10月1日の国勢調査人口から497人の減。刈羽郡では、高柳町が58人減の2,444人、小国町が79人減の7,310人、刈羽村が33人減の4,995人、西山町が26人減の6,950人だった。県内全体では4,887人減の247万846人。

 人口減少数が多かった市町村は柏崎市をトップに、栃尾市の322人、小千谷市の301人、糸魚川市の298人、加茂市の263人など。減少率では吉川町の2.45%が1位で、以下、高柳町の2.32%、牧村の2.21%、松之山町、入広瀬村、大島村の2.10%と続く。柏崎市は、自然増減では出生741人・死亡795人で差し引き54人減だったが、転出入は、転入2,506人に対し転出が2,949人で、県内最多の443人の転出超過となった。

 逆に人口が増えた市町村としては、新潟市の1,472人増、長岡市の583人増、上越市の264人増などが目立ち、3極集中を示した形だ。

 柏崎市からの転出先は県内1,224人、県外1,686人、その他39人。県内転出の市町村別では、新潟市へ339人、長岡市191人、上越市94人、刈羽村57人、十日町市、西山町各36人など。一方、柏崎市への転入は、新潟市からが243人、長岡市から148人、上越市から97人、刈羽村から69人、西山町から56人――などが多い。転出入とも、県外は東京が最多だ。

 柏崎市から転出した理由は、やはり職業関係が一番多く1,249人。他は住宅、学業、家族の順。転入は同じく職業が1,022人で最多。他は住宅、家族、学業の順だった。

(2002/ 5/ 7)

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