PHOTOニュース

原発事故時の避難などを巡って厳しい意見が相次いだ東京電力による住民 説明会=30日夜、産文会館 (2023/01/31)


演劇フェスで熱演する劇団フー。客席に芝居の楽しさを届けた=29日、産 文会館文化ホール (2023/01/30)


今季の営業を開始したガルルのスキー場。初滑りを楽しむ市民=27日、市 内高柳町岡野町 (2023/01/28)

>>過去記事一覧
拉致救出県民集会で、全員帰国アピール

 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に横田めぐみさん=当時(13)=が拉致されて15日で25年となり、拉致被害者の救出を目指す県民集会が17日、新潟市で開かれた。ロビーにあふれるほどの人が詰め掛け、北朝鮮から帰郷した5人の家族の早期帰国、生存が確認されていない8人と未認定の人を含む拉致被害者全員の帰国、真相究明を求めるアピールを採択した。

 主催は横田めぐみさん等被拉致日本人救出新潟の会。めぐみさんや柏崎の蓮池薫さん(45)、佐渡真野町の曽我ひとみさん(43)の家族、1974年に佐渡新穂村で失跡した大沢孝司さん=当時(27)=の兄、1984年に柏崎の海岸で所持品が見つかった甲府市の山本美保さん=同(20)=の妹も出席した。「救う会」全国協議会の佐藤勝巳会長は、拉致された疑いのある日本人は認定された以外に70人前後と見られると述べた。

 集会では家族がそれぞれあいさつを述べた。めぐみさんの父親滋さん(70)は「8人の生存を前提に政府に交渉を働き掛けたい」、母親早紀江さん(66)は「これからが正念場。機が熟した。政府、外務省、国民が心を1つにして取り戻してほしい」と支援を呼び掛けた。双子の弟の拓也さん、哲也さん=ともに(34)=は「拉致は現在進行形のテロ」「両親が元気なうちに姉と会わせたい」と訴えた。

 薫さんの父親秀量さん(75)、母親ハツイさんは(70)は「未確認の8人が気掛かり」「私たちの通った24年を子供にも歩かせたくない。皆が帰るまで拉致問題は終わらない」と述べた。柏崎で姉の所持品が見つかった甲府市の森本美砂さん(38)は「拉致の確証はないが、北朝鮮にいるという疑いをぬぐいきれない」と訴えた。

 薫さんの兄で家族連絡会事務局長の透さん(47)は講演で「平壌宣言で拉致の責任、調査を明記しなかったことが問題を複雑にした」と政府の対応を批判。北朝鮮にいる曽我さんの家族が曽我さんに戻ることを促した週刊誌のインタビュー記事について、薫さんが「だから(子供との面会は)日本じゃなきゃだめなんだ」と述べたとし、「かの国では自由な発言も行動もできない──と、そこまで弟は戻っている。時間はかかるが、彼の口から生存が確認されていない人の情報を聞き出したい」と述べた。

(2002/11/18)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。