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江戸時代、桑名藩の飛び地領として陣屋が置かれた柏崎から22・23日、西川市長ら一行31人が歴史の縁をたどり、三重県桑名市を初めて公式に親善訪問した。一行を迎えた桑名市の水谷元市長は「ご縁を大切にしたい」と歓迎した。
柏崎と桑名の結びつきは1710(宝永7)年、7代目桑名藩主松平定重が柏崎を統治していた高田藩に移封されたのが始まり。44年間にわたって柏崎陣屋が置かれ、越後各地の飛び地領を治めた。陣屋の役人だった渡辺勝之助、国元の養父平太夫が交換日記としてつづった「柏崎日記」「桑名日記」でも知られ、柏崎市では以前から交流の構想を温めていた。
一行は、西川市長、高橋市議会議長をはじめ、各方面の代表、一般公募の市民ら。桑名市役所で水谷市長は「桑名においでいただき、大変感激している。すでに歴史的なつながりのある行田市(埼玉)、白河市(福島)とは友好を深めており、柏崎との縁(えにし)も大切にしたい」と迎え、西川市長は「肩ひじを張らないお付き合いが長く続くよう、お願いしたい」と述べた。
この後、名所・六華苑で交流会。翌日は桑名城跡の九華公園などを見て回り、一行は歴史の奥深さを堪能した。公募参加者で先祖が3代まで桑名藩の藩士だった中央町の中野忠平さん(66)は「桑名市を訪れたことはなく、先祖の生まれ育った所に1度来たかった。城跡などを見て、こういう所で先祖が生活していたのだと思うと感無量だ」と話した。
(2002/11/25)
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