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学校給食週間で「給食の始まり」献立

 学校給食週間(23―27日)が週明けから全国的にスタートした。市内の各共同調理場や単独給食校で記念の給食作りを行っている。このうち、中央地区第二調理場では「給食の始まり」をテーマにした献立で、児童生徒らの人気を呼んでいる。

 学校給食は1889年、山形県鶴岡市の寺で貧しい家庭の子どもたちに出した昼食が始まりといわれ、110年以上の歴史がある。第二次世界大戦後、食べ物がなく、栄養失調状態の日本の子供たちに世界中の国から食料品が贈られ、学校給食として出された。記念週間はこうした感謝の気持ちを忘れないでほしいと設けられた。  第二調理場では、給食の始まりについて子供たちから知ってもらい、食べることの大切さを学んでもらおうと、今年の企画を考えた。週間2日目の24日は、全国で完全給食を実施し、栄養をとることを主眼においた1952年ごろの給食を再現した。コッペパン、五目すいとん、脱脂粉乳などの献立だった。

(2006/ 1/25)

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