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見頃を迎えた里山のハナモモの花=15日午前、市内谷根 (2024/04/15)

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桑名と柏崎の演劇交流熱演

 三重・桑名市の市民による「桑名演劇塾」と、柏崎演劇研究会の交流公演(桑名市と柏崎市の交流を進める演劇公演実行委員会主催、内藤信寛会長)が4日、市民会館大ホールで行われた。800人以上の観客が熱演の舞台に拍手を送り、改めて歴史の縁(えにし)をしのんだ。

 柏崎が江戸時代、桑名藩の所領だったことを縁にして、2002年から両市が公式に交流を始めた。演劇は市民交流の第一弾となった。桑名演劇塾は柏崎陣屋の役人だった渡部勝之助、国元の養父平太夫が交換日記としてつづった「柏崎日記」「桑名日記」をもとにした「幕末親子絆(おやこのきずな)」を演じた。

 舞台は、現代の家族が江戸時代の勝之助家族らを回想する形で進められた。2つの町で遠く離れて暮らしても、日記を通して心が通じ合う親子のきずなを語りかけた。約2倍のオーディションを経て選ばれた出演者による熱のこもった演技、本格舞台が観客を楽しませた。

 一方、柏崎劇研は「生田萬(よろず)の乱」を題材に「おとし文」を上演し、柏崎の歴史の一端をひもといた。

(2006/ 3/ 6)

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