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柏崎原発データ改ざんの原因を公表

 東京電力柏崎刈羽原発1、4号機で冷却用海水温度データが改ざんされていた問題で、同社は10日、原因調査結果と再発防止対策を県・市・刈羽村に報告するとともに、千野宗雄・同原発所長らが記者会見で説明した。改ざんの原因は、取放水温度差が許認可資料記載の「7度」を超えることについて対外的な説明や改善工事を避けたかったためだとした。背景には、安全管理に直接かかわらない問題は許されると思っていた組織風土があることを挙げた。

 調査によると、1号機は1993年、取放水温度差が7度を超えることがあり、冷水塊などが取水温度を下げるのを防ぐため、県への温排水報告書の取水口温度を同年度分から復水器入り口温度に変更。これは技術課が検討し、技術部長が承認した。

 その後、94年7月には復水器出入り口温度差が24時間平均で7度を超え、号機増による放水口内の水位上昇と放水路内の海生生物付着で流量が低下したためと推定。しかし、国などに説明しにくく、設備改善をするには多額な費用と対外折衝が必要なことから、同年11月、技術課が課長承認のもとで復水器出口温度を差し引き、温度差が七度を超えないよう改ざんした。当時の建設所技術調査課が、温排水報告書の放水口温度を95年度分から復水器出口温度に変更したため、改ざんデータが引用されることになった。

(2007/ 1/11)

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