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県内トップ切り、市内で稲刈り
柏崎農協(今井長司・経営管理委員会会長)が県内で1番早い新米出荷を目指している早期越路早生(わせ)の刈り取りが20日から始まった。市内西山町五日市の水田では「稲刈り出陣式」と銘打った収穫作業に市の伊藤収入役らが参加。県内トップの稲刈りで高品質米の収穫に期待を込めた。
出陣式が行われたのは、会田市長や県内外の取引先が今年4月に田植え出陣式を行った水田。あいさつで柏崎農協の今井会長は「消費者の望む米、安全な米を生産していく」と強調。伊藤収入役は早期越路早生ブランド化の取り組みを評価し「市も農協と一緒になり、全国に売り込みたい」と述べ、県柏崎地域振興局の和田富広・農業振興部副部長は「高品質・高収量に向け、早期栽培の技術を確立したい」と決意を披露した。生産者を代表し、地元の渡辺知信さん(58)が「良質米を届けるためにがんばろう」と力強く宣言。参加者全員でこぶしを高く上げた。
地域の人や農業関係者など大勢が見守る中、伊藤収入役らがコンバインに乗り、初収穫。「いい米になったようだ」と、三富利郎・西山区長らも笑顔を見せていた。
(2008/ 8/20)
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