PHOTOニュース

見頃を迎えたカキツバタ。鮮やかな紫色の花が水辺を染め、甘い香りを漂 わせた=17日午前、市内軽井川の柏崎・夢の森公園 (2024/05/17)


本紙連載のコラム「続・呑んべぃ親父の独り言」(上巻)を出版した春口 敏栄さん (2024/05/16)


旧高柳小で行われてきた卒業証書作りに向け、和紙の原料となるコウゾの苗を植える鯖石小児童=同校 (2024/05/15)

>>過去記事一覧
柏崎原発の基準地震動引き上げ

 東京電力は22日、柏崎刈羽原発の耐震設計用の想定地震動(基準地震動)を、中越沖地震被災後に設定した最大2280ガルから2300ガルに引き上げたと発表した。同地震の震源断層と見られる原発沖「F―B断層」の長さの評価が2キロ延びたことに伴う見直しだ。すでに着手した耐震補強工事に影響はないとしている。報告を受けた経済産業省原子力安全・保安院では、審議会の意見を聴きながら見直しの妥当性を確認する。

 柏崎刈羽原発の基準地震動は、F―B断層と長岡平野西縁断層帯を地震断層とし、中越沖地震後の地質調査などから、いずれもF―B断層の地震動を最大値に1―4号機の地下基盤表面で従来の約5倍の2280ガル、5―7号機で1156ガルとしていた。しかし、東電が約34キロと評価したF―B断層の長さを保安院が約36キロとする見解をまとめたことを受けて再計算し、1―4号機で2300ガル、5―7号機で1209ガルに引き上げた。これにより原子炉建屋基礎部分の揺れの想定は大きくなり、最も大きい1号機で845ガル、最小の5号機で606ガルとなった。

(2008/ 9/24)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。