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見頃を迎えたカキツバタ。鮮やかな紫色の花が水辺を染め、甘い香りを漂 わせた=17日午前、市内軽井川の柏崎・夢の森公園 (2024/05/17)


本紙連載のコラム「続・呑んべぃ親父の独り言」(上巻)を出版した春口 敏栄さん (2024/05/16)


旧高柳小で行われてきた卒業証書作りに向け、和紙の原料となるコウゾの苗を植える鯖石小児童=同校 (2024/05/15)

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比角児童クラブに“夜回り先生”の文庫贈呈

 “夜回り先生”こと教育評論家・水谷修さんの協力による思いやり文庫の贈呈式が22日、比角小内の比角児童クラブ(利用児童55人)で行われた。日本青年会議所(JC)北陸信越地区協議会(山村和永会長)が水沢さんから託されたもので、子どもたちは目を輝かせ、早速本の世界を楽しんだ。

 思いやり文庫は、山村会長が長野・松本JC理事長時代に出会った水谷さんとの交流から生まれた。水谷さんは青少年の健全育成を推進しており、本を通して、地域の子どもたちが未来の夢を持ち、気づきが得られたらいい、との願いがこもる。

 水谷さんの思いに、小学館、講談社などの出版社も協力し、2007年には松本、上越へ文庫を贈り、本年度は地震被災地の柏崎、能登・輪島が選ばれた。寄贈は水谷さんの著書をはじめ、絵本や漫画、図鑑など幅広いジャンルに及び、全部で470冊。これを納める本棚も贈られた。

 贈呈式で山村会長は「本はいろいろなことを教えてくれる。ぜひ本を読んでいい大人になって、柏崎のまちをみんなでつくってほしい」、柏崎JCの植木盛久理事長は「放課後の時間に1冊でも多くの本を仲良く読んでほしい」と呼び掛けた。会田市長は「本をたくさん読んで元気になって」と復興への糧として喜んだ。

(2008/ 9/24)

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