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枇杷島小改築工事敷地から遺構

 市教育委員会は2日、枇杷島小(市内関町地内)の全面改築工事の敷地内で「関町遺跡」の遺構が確認されたことを明らかにした。

 市教委によると、同校敷地近くには、以前から県遺跡台帳に縄文時代のものといわれる「関町遺跡」が登録されていたが、出土物などの明確な記録はなく、国道8号横断地下道入り口近くと推定されるものの、具体的な場所は特定されていなかった。

 改築日程が決まり、工事車両の関係で既存のプレハブ校舎などの取り壊しが終了したことから、6月20日に跡地が「関町遺跡」周辺部に該当するかどうかの試掘を行った。その結果、鎌倉時代と推定される住居跡など遺構の一部が確認された。

 現在、県教委に助言・指導を得ながら、文化財保護法に照らし、どの程度の調査が必要かや、経費などを精査中。市教委は「児童、地元住民の期待にはずれることのないよう調整していきたい」としている。調査面積は約3,000平方メートルの見込み。これに伴う発掘調査費の補正予算案を21日の市議会臨時会に提案する。 

(2009/ 7/ 3)

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