大洲のむかし(2)

高田藩政の頃
 戦国時代になると、柏崎の地は宇佐美氏や長尾氏に支配され、後に長尾景虎(上杉謙信)が枇杷島城を中心に強力な支配を行ったと言われます。しかし、時代の変化で上杉氏の支配も終わり、松平氏の支配に変わったということです。
 この松平氏は、高田の城を中心にして、柏崎に陣屋を置いて、柏崎を含む刈羽郡を支配していたそうです。

 陣屋には、郡奉行二名と、その下に手代四名がいて、訴訟事務を行っていました。また、代官二名と、その下に下代が四組に分けられ、それぞれが分担して、村々の貢租(年貢など)をとり立てていました。今の税務署のような仕事をしていたようです。

つぎへ   もどる    「大洲のむかし」の目次へ    はじめにもどる