
今年もイルミネーションが点灯されたJ―フォレスト遊歩道。青や白、オ レンジ色の光が輝き、寒空の中、ホッと心豊かに包んでいる=市内駅前1、植木組 (2023/11/29)

防災交流会で行われたパネルディスカッション。「高齢者等避難における 日頃からの地域と福祉の連携」をテーマに、それぞれの立場から語った=26日、産文会館 (2023/11/28)

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宮川さんは柏高24回卒で、宮川糧平・柏高同窓会長の二男。筑波大一期生として医学専門学群を卒業後、付属病院研修医を経て、昭和61年から整形外科の臨床医学系講師、平成8年から助教授。柏高時代からサッカー部で活躍し、学生時代は医学部チーム、卒業後は社会人チームに入り、今もシニアの現役だ。
大学卒業後に、知人の誘いで鹿島アントラーズの前身である住友金属鹿島製鉄所サッカー部のチームドクターとなった。平成元年の日本代表南米遠征、アトランタ五輪の日本代表オマーン遠征をはじめ、ユース、ジュニアユースなどの海外遠征にも同行。7年9月から日本代表チームドクターの一員となった。当時は現チームの基礎ができた頃で、日本をW杯に導いた岡田監督の今日まで日本サッカーを陰で支えた。契約は今回のフランス大会までとされる。
W杯フランス大会にはもう一人のチームドクターが同行することになっており、宮川さんは前哨戦のキリンカップを担当する。大学勤務のかたわら、チームドクターとして、日本代表が活動する年間百日のうち約半分を担当する。「いわば、縁の下の力持ち。選手の健康管理、いかに調子を維持するか。サッカーが好きでなければとてもできない」と宮川さん。今回の日本代表については、「昔から見れば実力も上がり、W杯での活躍も期待できる」と話している。
「岡田ジャパン」は11日から静岡合宿中で、15日に東京に移動。17日は国立競技場でのキリン・カップ第一戦でW杯出場の南米パラグアイと、24日は横浜国際総合競技場で強豪のチェコと対戦する。「W杯の戦い方は、キリン・カップを見てもらえば分かる」と岡田監督が公言するほどの注目の試合。宮川さんにとっても大舞台となりそうだ。
(1998/ 5/13)
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