PHOTOニュース
開催中の収蔵資料展「むかしのくらしと道具―子ども時代を支えたモノたち―」=市立博物館 (2025/01/17)
演奏者も来場者もホールの音の良さを満喫したピアノリレーコンサート=12日、アルフォーレ大ホール (2025/01/16)
郷土玩具の歴史を学びながら、三角だるまの絵付け体験を楽しんだ参加者=11日、ソフィアセンター (2025/01/15)
>>過去記事一覧
ぶどう村産の初ワイン ワイナリーで味わって
市内芋川、株式会社「柏崎ぶどう村」(植木馨社長)でこのほど、昨年秋に収穫したぶどうを使った白と赤のワインが出来上がった。同社の技術指導に当たる南魚・大和町の越後ワインが製造したもので、ぶどう村産の初ワイン。19日から一般オープンするワイナリー(ワイン工場)で味わってもらう。一方、16日にはワイン醸造に向けて、酵母の投入が行われ、ぶどう村ワイナリーの第一歩をスタートさせる。
出来上がったワインは、同地内で平成8年度に樹種転換を行ったぶどうが原料。白ワインにシャルドネ、ミュラーツルガウ、赤ワインにカベルネソービニオン、メルローなどの品種が使われた。製造本数は白ワインが700本(720ミリリットル入り)、赤ワインが200本(同)という。
2種類のびんとも、先に決まった愛称の「綾子舞の郷(さと)」にふさわしく、柏崎を代表する国指定の重要無形民俗文化財「綾子舞」のイメージを取り入れたラベルが張られている。ただ、これらのワインは同社に小売免許がないため、越後ワインから仕入れを行い、ワイナリー内のワインパブで味を楽しんでもらう
一方、同社では4月末に果実酒製造免許の交付を受けたことに伴って、ワインの醸造に入っていく。当分の間、地元の原料と、不足分は海外輸入を含めた外部調達でまかなうことにしており、15日には白ワイン用のオーストラリア産のシュナンブラン、リースリングの冷蔵果汁が到着する予定。温度調整をした上、16日には酵母の投入を行って、ワイナリーの歴史の幕を開ける。
引き続き、25日には赤ワイン用の南米チリ産の冷凍ぶどうが到着する予定だ。同社によると、白ワインの方は7月上旬に新しい地ワインとしてお目見えする。また、赤ワインはフランス製のオークだるで熟成させ、12月ごろに出荷できそうという。
(1998/ 5/13)
※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。
すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。