PHOTOニュース

高校野球選手権新潟大会決勝の産大附属―帝京長岡。柏崎勢初の夏の甲子園出場を決め、マウンド付近で喜びを爆発させる産大附属の選手たち=26日、新潟市中央区のハードオフエコスタジアム (2024/07/26)


踊り絵巻で情緒豊かに市中を埋めた民謡街頭流し。柏崎に夏本番の訪れを告げた=24日夜、市内東本町1 (2024/07/25)


全国高校野球選手権新潟大会準決勝の産附―中越。産附は7回に相手の失 策で千野(右)が生還して6―5と逆転する=23日、エコスタ (2024/07/24)

>>過去記事一覧
米山公民館で和やかに「いんころ」作り

 2月1日は「犬の子朔日(いんのこついたち)」。これにちなんで31日、市内の米山公民館(金子英一館長)で幼児からお年寄りまで集まって、縁起物の「いん ころ作り」をにぎやかに楽しんだ。

 同地区ではかつてどこの家でも十二支の動物を形取った「いんころ」を作って、無病息災や五穀豊じょうなど一年間の無事を祈った。しかし長い年月を経て、いつしか風習が途絶えたことから、子どもたちに伝統行事を残したいと、今から17年前に復活させた。

 この日は同館の和室に約65人が集まり、和やかな雰囲気。地元でお菓子屋さんをしている金子豊さんの指導で縁起物作りに取り組んだ。白い粉を練った後、黄色や緑、青など五色を使いながら、オリジナルのえとを作り、「今年も楽しみにしていた」と慣れた手つきの小学6年生。

 仲間と一緒に初めて参加した米山保育園の飯田悦子園長は「おもしろそうで、参加させてもらった。楽しいけれど、すごく難しい。昔からの伝統と温かみを感じる」と話した。参加者たちの様子に、金子館長は「これを通して、地域の輪、親子のふれあいが一層深まってくれたら」と見守っていた。

(1999/ 2/ 1)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。