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ハナモモ畑を管理する池田寿一さんから話を聞く鯨波小と米山小の児童= 18日 (2024/04/19)


県内トップを切って行われた葉月みのりの田植え=18日午前、市内藤井 (2024/04/18)


春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)

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博物館が3日リニューアルオープン

 今年初めから展示物のリニューアル工事を進めていた市立博物館が3日、新装オープンする。改修は主にテーマ・自然展示室の展示替えが中心で、最新のマルチメディアを導入しながら、より親しまれる施設を目指した。午前10時からセレモニーを行って、工事の完成を祝う。また、同日から国内では最後の公開になる特別展「ネアンデルタール人の復活」が始まっていく。

 同館の展示替えは開館以来、13年ぶり。1階のテーマ展示室は「米山の自然と信仰」をテーマに、里から山頂へ向かうという構成だ。自然系では里山の代表であるコナラ林のジオラマを新たに加え、従来のブナ林のジオラマをボリュームアップ。季節を初夏に設定して、動植物の実物資料や検索装置で紹介し、林の豊かな自然環境を表現した。 

 人文系では米山のある暮らしという視点から、漁具や農具などの実物資料や写真で人々の暮らし、生業を紹介。通路を登山道に位置づけ、高さ約2メートル30センチの本物の米山塔などもお目見えした。信仰の山としてスポットをあて、3面マルチスクリーン、模型などで立体的に紹介している。

 自然展示室では「柏崎の大地といきもの」をテーマに構成。ナウマンゾウコーナーでは発掘調査で出土した切歯(きば)や植物化石など実物資料を展示して、より一層の充実を図った。このほかコウモリコーナーの改造、岩礁海岸の生き物の改修をはじめ、キノコ、昆虫、貝などを展示。各ポイントに検索装置を備え、多様な情報を提供する。

 これらの改修に加え、ミュージアムショップ、天文情報掲示板、山側ロビーにバードウオッチング用単眼鏡、検索装置などを備えた。

(1999/ 4/ 2)

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