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見頃を迎えた里山のハナモモの花=15日午前、市内谷根 (2024/04/15)


青空の下、満開のソメイヨシノを楽しむ市民ら=13日午前、赤坂山公園 (2024/04/13)

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産大、工科大入学式 学園ゾーン3043人に

 市内軽井川、新潟産業大学(荊木久弥学長)と市内藤橋、新潟工科大学(阿部武雄学長)の入学式が5日行われ、それぞれ新入生371人、302人が学生生活のスタートを切った。工科大では新設の大学院工学研究科に女子1人を含む25人が入学。両大学合わせて学園ゾーンの学生総数は3,043人になった。

 新潟産大の入学式は市民会館大ホールで行われた。12期生となる経済学部の新入生は271人、6期生となる人文学部は100人。県内出身者は経済が約8割、人文は6割余り。また、人文学部の留学生は中国の12人をはじめ、ロシア、韓国など4カ国17人だ。

 式では荊木学長が入学許可の後、「自分は何のために大学へ来たのか、最初の一歩を自覚をもって踏み出してほしい」と述べた。また、駐新潟大韓民国総領事代理、セルゲイ・ブーチン在新潟ロシア連邦副総領事は日韓、日露の友好に果たす新潟産大の役割に期待を寄せ、新入生を激励した。

 これにこたえて、新入生代表の斎藤薫子さん(人文学部)が「学則を守り、勉学に励み、有意義な4年間を送ることを誓います」と決意を述べた。

 新潟工科大の第5回学部入学式などは構内講堂で行われた。工学部4学科の新入生250人は約8割が県内出身者で、女子は9人。短大、高専からの編入学は27人でいずれも男子だ。

 阿部学長は県内産業界、自治体などの支援で創設された産学共同の建学精神をうたい、「目的意識をもって自ら進んで学ぼう。理想と創造力をもって情熱を燃やせ。工学研究科の入学生は後に続く院生の道しるべになってほしい」と述べた。

 また、新入生代表で栃尾高校出身の小林誠さん(機械制御システム工学科)は、「全力を尽くして勉学に励み、可能性を広げ、期待にこたえるよう努めたい」と誓いの言葉を述べた。今年も柏崎市民合唱団のメンバーが大学歌を披露した。

(1999/ 4/ 5)

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