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市文化協会の新年度事業多彩

 市文化協会(田村甚三郎理事長)が管理・運営に当たっている市立博物館と市民会館では新年度も多彩な事業が目白押し。これにより、より一層の利用促進と活性化を目指していく。

 同協会の運営方針は「不特定多数の市民が利用する両施設が、市民に愛され親しまれ気軽に利用できるよう快適、安全、清潔をモットーに、自主管理能力の強化を図る」とし、利用料金制導入1年を経て、さらに効率的な運営の実現と施設の安全確保、市民ニーズにあった事業の企画・推進などを挙げた。

 この中で、博物館ではリニューアルオープンに伴って、大規模な特別展を開く一方、地元・観光客にとって来館記念ともなるミュージアムショップを新設。従来からの企画展、各種教室・講座を継続させる。市民会館では地域文化の核という点から、住民参加のミュージカル上演をはじめ、集会棟を利用したカルチャー教室を開き、活性化を図る。

 両施設の主な事業計画は次の通りで、このうち特別展「ネアンデルタール人の復活」はすでに開催中。

 【博物館】

  ▽特別展(有料)
   「ネアンデルタール人の復活」(−5月16日)
   「知っていますか海の貝」(7月末−8月末)

  ▽企画展
   ミニ展示(随時)植物写真・スケッチ展(6月)
   柏崎刈羽児童生徒科学作品展(9月)
   少年郷土探検教室展示会(12月・1月)

  ▽教室・講座
   石仏に親しむ会(5月−11月)
   自然に親しむ日(8月)
   天体観察会(秋)
   きのこ再発見教室(10月10日)

  ▽プラネタリウム
   一般投影(通年)
   学習投影(9月−1月)
   自主企画「星空と音楽の夕べ」(8月)

  ▽少年郷土探検教室(5月−11月)

  ▽出版物
   特別展図録「知っていますか海の貝」(7月)
   研究報告書「市立博物館報」
   広報紙「ようこそ博物館へ」

  ▽友の会
   友の会通信発行(隔月)
   春の山菜と山野草の会(5月)
   文化財めぐり・佐渡(6月)
   きのこ教室(11月)
   和紙すきと絵手紙(同)
   注連縄(しめなわ)づくり(12月)
   門松づくり(同)

  ▽その他
   新1年生写真展示替え(4月下旬)
   博物館実習生の受け入れ(8月)
   体験学習の受け入れ・中゛学生(7月下旬−8月中旬)
   ミュージアムショップの運営(通年)

 【市民会館】

  ▽ワンステップトゥミュージカル−地域住民参加(10月22日)
   宝田明、森奈みはる、地元コーラスほか

  ▽プレイベント・宝田明講演会(9月上旬)

  ▽カルチャー教室(春期・秋期)。開設は生け花
   大人のための初心者ピアノ、 筆ペン(昼・夜)、
   柏崎の民踊、柏崎の民謡、カラーセンスアップの各教室

(1999/ 4/ 8)

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