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高柳で初の女性町議

 いずれも定数を2人超過し、混戦が伝えられた高柳・刈羽・西山の議員選に25日、有権者の判断が下された。

 刈羽村では東京電力柏崎刈羽原発プルサーマル計画をめぐり、住民投票条例請求の署名活動を行った石黒健吾氏、長世憲知氏が10位、16位と健闘。同村では池田力氏が初めての共産党の議席を獲得したが、高柳町で同党の現職が落選するなど明暗を分け、党が目指した空白町村の解消はならなかった。

 高柳町では初めての女性町議が誕生した。男性中心の政治風土が根強い地域で、女性が主役の選対で臨んだ村山珠枝氏が五位の高位で当選。刈羽郡でも前西山町議の荒川シヅエさん以来、2人目の快挙だ。女性の進出と同時に、若手・中堅世代の台頭も目立った。高柳町では地域おこしで活躍していた44歳・村田幸多朗氏が堂々の2位に。また刈羽村でも33歳新人の吉田大介氏が若手中心の後援会組織で支持の輪を広げ12位に。共産党・池田氏も40代。2位で3回目の当選を果たした品田宏夫氏も42歳で、議会での新しい風に期待が集まる。

 前回落選した高柳町の村田重則氏、一昨年に7期目の任期途中で辞職した西山町の小池弘氏らベテラン元議員が底力を発揮し、それぞれ上位で返り咲きを果たした。

(1999/ 4/26)

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