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高校野球選手権新潟大会決勝の産大附属―帝京長岡。柏崎勢初の夏の甲子園出場を決め、マウンド付近で喜びを爆発させる産大附属の選手たち=26日、新潟市中央区のハードオフエコスタジアム (2024/07/26)


踊り絵巻で情緒豊かに市中を埋めた民謡街頭流し。柏崎に夏本番の訪れを告げた=24日夜、市内東本町1 (2024/07/25)


全国高校野球選手権新潟大会準決勝の産附―中越。産附は7回に相手の失 策で千野(右)が生還して6―5と逆転する=23日、エコスタ (2024/07/24)

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比角小5年生が子豚で生命・環境勉強

 子豚の飼育を通し、食物連鎖の仕組みから生命・環境などについて学ぼうと、市内比角小(横関健一校長、児童数626人)の5年生(109人)のもとに12日、長岡市の渡辺牧場から子豚3頭が到着した。

 同校では昨年初めて、当時の六年生が教科の枠を超えた総合的な学習として、豚の飼育に取り組み。同牧場から3頭の子豚を買い、給食の残りをえさにして育てた。大きくなった豚は、11月に2頭が食用として業者に、1頭は繁殖用に柏崎農業高校に送られた。

 今年は5年生が飼育を担当するもので、例年行っている稲作活動と併せ、動物や植物から学習することをねらった。

 この日午後、グラウンドのわきに建てられた小屋の前で「迎える会」が開かれ、5年生は子豚の到着を大歓迎。横関校長は「豚はペットではなく、あくまでも家畜だということを忘れないでほしい。いい加減な気持ちで世話をしないようにして下さい」と呼びかけた。児童代表の大倉里紗さんは「一生懸命、大切に育てます」と答えた。

 児童たちは「触ったら毛が硬くてざらざらした」「しっぽがかわいい」と笑顔を見せ、子豚は早くも人気者。学年主任の大倉とし子教諭は「自分たちの命は、他の生物によって支えられていることを分かってほしい」と話していた。

(1999/ 5/14)

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