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中高一貫高 柏崎設置へ

 高校入試を行わず、ゆとりの教育を目指す県の中高一貫教育校が柏崎市に設置される可能性が高まってきた。3日行われた市議会2月定例会の新年度一般会計当初予算案に対する質疑の中で西川市長は、市の誘致要望がかなえられつつあるとの見方を示し、実現の場合は、学園ゾーン内に新たに校舎を建設することを強く求めていくとした。

 中高一貫校をめぐっては、県教委が昨年9月に柏崎・村上・津川・津南地区で導入準備の方針を示し、先月の県議会代表質問への答弁では、6年間一体の中等教育学校を中・下越に各1校、中・高併設型を下越に1校、平成14年度から導入したい方向であることを明らかにした。

 3日の市会質疑では、真貝維義氏(公明党)が、学園まちづくり事業に関連して中高一貫校誘致の見通しをただした。これに対し市長は「(県会では)3カ所の固有名詞は出していないが、柏崎に来るであろうことは、ほぼ願いがかなえられつつあると思う」と答えた。また誘致がかなった場合の場所や校舎について市長は、実業高校統合で空く校舎を県は使いたいと言うのではないかと推測した上で、「市としては学園ゾーン内に新しく校舎を建ててほしいと訴えている。学園ゾーンに設置することで付近一体の活力も増す。このせめぎ合いはこれからだ」と述べた。

 市教委では中高一貫校誘致に向けて有識者らによる検討委員会を設けており、これまでの協議で、広く県内から生徒を集める全寮制の県立校「柏崎中等教育学校」(仮称)を設置したいとする答申案をほぼ固めている。

(2001/ 3/ 5)

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