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柏崎署はこのほど、昨年1年間に同署管内で発生した犯罪件数、少年非行概況をまとめた。犯罪の発生件数は97件で前年と同じだった。補導・逮捕された少年少女は101人と前年より43人多かったが、過50年間の平均で見ると約40人減り、平成9年の180人を境に減少傾向になっている。
犯罪の発生状況は、窃盗が一番多く、全体の85%に当たる827件発生。前年より24件減ったが、このうち乗り物盗は逆に160件で56件増えた。詐欺などの知能犯は58件で20件減。一方、傷害など粗暴犯の増加が目立ち、15件増え27件となった。特に傷害は19件(12件増)、恐喝は7件(5件増)だった。器物損壊も22件に増えた。凶悪犯は殺人、強盗、放火の各1件。
少年非行でも目立つのは傷害事件で、前年より19人多い21人が補導、逮捕された。いずれも集団によるもので、ある中学校では上級生グループ9人が下級生1人に暴行を加えた。また、暴走族内の事件では後輩メンバー4人を呼び出し、殴るけるなどの暴行を加えた高校生を含む少年12人が逮捕、補導された。
全体では万引きなどの窃盗が62人と最も多く、前年に比べ21人増加した。学職別では、中学生は8人で11人減ったものの、高校生が44人で29人増、有職少年が5人で4人増となった。
補導逮捕された101人のうち、少女は19人(8人増)、同署管外者が15人(同)だった。
(2001/ 3/ 6)
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